キラーパンサーで寄り道（２）

思いつく限りの寄り道をする。

アポロンとゴルドンをスカウトできた。回復役のモヒカンもチームに入れて
ランクＣに挑戦する。

――圧勝。
いやあ、実況する暇もなく勝負がついちゃったよ。一方的な完全試合。
ただひとつ気になったのはモヒカン。自分がピンチになった時すら回復をしな
かった。ベホマラー使えると思っていたのはわたしの勘違いだったのだろうか。

優勝賞品は聖者の灰。

よし、これで砂塵のヤリ練金して闇商人にしあわせのぼうしと交換してもらおう。
……いや、待て。これって確か…。

プラチナメイル作れるやん。

練金するためにはゾンビメイルが必要だ。そうと決まれば北西の孤島へ行くぞ！

北西の孤島
「いかにも　ドルマゲスに　お似合いな　辛気くせえ島だな」
ドキ。鋭いなククール。まだベルガラックで情報収集してないのに。
「まあ　ヤツが　ここにいるって　決まったわけじゃないがね」
この時、ククの背後をヤツがすたすた歩いていったら笑えるな。

ゾンビメイル取ったぞー。ソッコーで練金だ！

「完成までは　もうしばらく　かかりそうじゃが　途中で　やめてしまうか？」

はっ。しまった。聖銀のレイピアを練金中だった。
練金の時間稼ぎにエースケとすけさんから硬貨を強奪。

「突然ですが第５回戦略会議です、陛下」
「二人だけで会議もないじゃろ。なんぞ言いたいことでもあるのか？」
「フィールド上にある全ての宝箱を回収したいのですが、よろしいでしょうか？」
「むう。わしとしてはさっさとストーリーを進めてほしいんじゃがのう」
「宝箱を回収し、かつスカモンから硬貨を奪取。その後で一気にストーリーを
進めたいと思っております。いかがでしょうか」
「…お前、いったいどこまで寄り道する気なんじゃ」

サザンビーク北の関所
「怪しい奴め。この関所は　絶対に通さんぞ。さあ　あきらめて引き返すん
だな！」
当たり前だが衛兵二人に止められた。
「なんだと　こんにゃろう！アッシらの　どこが怪しいんでがすか？言ってみる
でがすよ！」
自覚ないんだ、ヤンちゃん…。
「なんと言おうが　ここは通さん。あえてくちにすまいと思っていたが　特に
そこの御者台の男！」
え、そっちですかい。
「お前が　いちばん怪しい！まるでバケモノみたいな　ツラではないか」
みたいな、じゃなく今のトロデは呪いでバケモノにされてるんですよ。
「そんな　バケモノみたいな男と　一緒にいる旅人なら怪しいと言われても　
文句は言えんだろう。ちがうか？」
うわ、すっごい偏見。

案の定、関所は通れなかったよ。
「おっさんには　悪いでげすが　やっぱり　おっさんを　ひと目のつくところに
置いとくのは　マズイでがすよ」
やっぱり自覚ないんだ、ヤンちゃん…。
「アッシらの旅にとって　デメリットにしかならねえでげす」
うは、デメリットとか言うてるよ。なんか毒舌。
「エイトはどう思う？やっぱりトロデ王には　馬車の中にでもいてもらった方が
都合がいいか？」
思い出した！これ一回だけの会話だったんだ。あぶねー、もう少しでククールの
罠にひっかかってしまうところだったよ。
前回はここで「はい」と答えてトロちゃんを泣かしたんだっけ。すっごい罪悪感
抱いちゃったんだよなー。んでは。

→　いいえ

「おお　さすがエイトじゃ。エイトもああ言ってることじゃし　わしは　
このまま御者を続けるぞい」
えー。もっと感動してほしかったなー。

王家の山に行ってみた。
「どうしても　行きたいというのなら　止めはせんが　山に登ったところで　
わしらが得るものは　何もないと思うぞ」
遠回しに反対された。
「魔物が　うようよいる山で　ハイキングなんて　ごめんだぜ。悪いことは　
言わないから　はやいとこ　引き返そうぜ」
きっぱりと拒まれた。
「一刻も早く　ドルマゲスを　倒さないといけないのに　こんなところを　
うろうろしていて　いいのかな……」
やんわりと諭された。

サザンビーク領をキラーパンサーに乗ってひた走る。

プラチナメイルが完成した！エイトに装備させてみる。わあい、守備力１５４だ。
耐性下がるけど、はがねの盾あるからいいや。シルバーメイルはククにお下がり。

いかずちの杖を入手。ゼシカの杖スキルが４４を越えたところなので装備させる。
おお、最大ＭＰ５０アップだ。ムチスキルもレディウィップまで覚えたし、ここ
でゼシカのスキル＆武器を杖オンリーに切り替えよう。

タップデビルがステテコダンス。ショックを受けたのはヤンガスだけ。
納得できん。

砂漠にも行ってみる。
「砂漠といえば　サボテンよね。知ってた？サボテンって　食べられるのよ」
砂漠といえば…砂嵐、ラクダ、サソリ、ピラミッド…
「いちど　食べたことがあるんだけど　激マズだったわ。サボテンなんて　
ムリして　食べるもんじゃないわね」
サボテンは食用じゃないでしょ。水分補給用じゃないの。違ったっけ。

「もしもでがすよ」
珍しくヤンちゃんが問題提起。
「砂漠のど真ん中で　行き倒れて　干からびたドルマゲスを　発見したら
アッシらの旅は　そこで終わりでげすかね？」
うーん。エイトの旅の目的はトロデーンの呪いを解くことだからねえ。
「行き倒れても　死んだことには変わりがないから　その場合　トロデ王と
姫様も　元の姿に戻ったりするのかね？」
呪いを解く条件が術者の死だったらね。呪ったのは暗黒神だけど。
「冗談じゃないわ！勝手に死なれてたまるもんですか。ドルマゲスは　絶対に
この手で　仕留めるんだから！」
ゼシカさん、堂々と殺人を宣言。
「これ！いいかげんにせんか」
そうですよ、王様からも何か言ってやって下さい。
「すっかりだらけおってからに。お前たちは　王の従者としての　自覚がたらん
ようじゃのう」
みんなエイトについてきてるだけですがな。

さて、スカモンでも倒しに行くかな。

硬貨を強奪したスカウトモンスター
ゆうぼん　タイーチ　コンガ　パーニ　ミネラル　ラッキー　フレイン　
いっつん　スカール ウルどん　メタぞう　マリン　レスラー

強奪できなかったスカウトモンスター
マオール

硬貨を入手できる条件ってなんだろう。未だに分からないなぁ。

これで思いつく限りうろうろしてみた。

それでは一気にストーリーを進めようではないか。