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「エイトは どうしても ここのカジノで 遊んでみたいか?」
→ はい
「だったら カジノのオーナーの 屋敷へ行って カジノをあけるよう
直訴しに 行ってこようじゃねえか!」
行け行けゴーゴー!
そしてベルガラックへ。
とりあえず町人に話しかけてみよう。
「オーナーの死が バレたとたん 閉ざされていた お屋敷に 誰でも
入れるようになったんだ」
「なんでも オーナーの子供が 護衛をやとうから その選別のために
出入りが 自由になったとか」
護衛か…チャゴス王子に続き、自称大呪術師ハワード、そしてここでも。
「殺人事件の犯人である 道化師は パルミドから 来たそうじゃないの。
まさに あそこは犯罪者の巣窟ね」
「え!?ちがうですって?そんなはずないわ。
すべての犯罪者は パルミド出身って 決まってるのよ」
…………ヤンガス。
「素手で熊を倒した 伝説を持つ ギャリングをも 殺したという人だから
犯人は きっと化け物だよ」
確かに二段変形したしな。というか、あれは暗黒神に取り憑かれていたからで…。
ゼシカさんは肌の色が変わるぐらいで留まってよかったなぁ。
オーナーの屋敷の正門。
こんなにがっしりした造りなのに、両開きでないなんて何だか拍子抜け。
屋敷へ入るとすぐ目の前には熊。これってギャリングが素手で倒したという熊?
熊に見とれている場合じゃなかった、執事さんの話を聞こう。
「私どもの ふたりのあるじが 継承の試練に同行する護衛を つのっているのですが……」
「どんな人物が来ても 我があるじは お気にめさず 困っていたのです。
だが あなた方なら きっと!」
“あなた方なら”って、何をどう見込まれたのやら。
てゆーか、護衛につきたくてここへ来たわけじゃないし。
すんませーん、カジノを開けるよう直訴しに来ましたー。
「なによ お兄ちゃんのバカっ!バカ バカ バカ バカ バカ!」
見事な地団駄。
「いい?あたしたちは パパに 拾われた 子供なんだよ」
「どっちが先に 産まれてきたのか わかんないでしょ!
本当は あたしが 姉で お兄が 弟かもしれないんだよ!」
“お兄”とか言っている時点ですでに君は妹属性だ。
「ああ 妹よ。話を むし返すな。お前が そう主張するから 妹のお前にも
家を継ぐ チャンスを与えたんだろ」
片手を胸に、もう片方の手を額へ。何だその芝居くさいポーズは。
「ギャリング家の 継承の試練を どちらが早く 終わらせるかで 競い合い
勝った方が 家を継ぐ」
今回のドラクエは誰も彼もが試練好き。
ああ、そうだ。ドラクエ8のローカルルールでは長子が家督を継ぐんだったっけか。
「妹よ。お前も このことは 賛成しただろ。それとも何か……?」
「護衛付きとはいえ 今になって 竜骨の迷宮へ 行くのが 怖くなったか!」
そんな、どこぞの王子じゃあるまいし。
「別に 怖くなんか ないわよ。なにさ バカにして……ん!?」
二人の様子を伺うエイト。可愛い。
「あれが ギャリングの娘と 息子でがすか……拾われた子供とか
言っていたようでげすが」
兄妹喧嘩で全部説明してくれたよね。
「おいおい ひょっとして カジノが閉まってるのは
兄妹が 遺産相続で もめてるからなのか!?」
だから兄妹喧嘩で全部説明してくれただろ。
「仲が悪いんだか いいんだか よく分からない 兄妹ね」
「私とサーベルト兄さんの 兄妹仲と 彼らの兄妹仲とでは
とても大きな へだたりがあるわ」
兄妹にも色々あるんですよ。自分を中心にものを考えないように。
ユッケに話しかけてみる。
「強そうな人は 大歓迎よ」
そう?強く見える?えへ。
「え!?なんのことかって?知らないで 来ちゃったの?」
「なら 説明したげるからさ あたしと お兄ちゃんの話だけでも 聞いていってよ」
兄妹を無視して、屋敷内のガサ入れ開始。
お待たせしました♪
「継承の試練とは 古くから ギャリング一族に 伝わってきた
家督を 継ぐさいの 肝だめし みたいなものさ」
そう言えばサザンビーク王家の試練も一種の肝だめしと言えなくもないな。
さて、どちらかの護衛につかなければならないのだが。
「フォーグかユッケの どちらかに 協力するにしても そのあいだ
アッシらの旅は 中断してしまうでげす」
これまでも中断しまくってきたけどね。
「ほうびが なんなのかは 気になるでげすが 護衛をつとめるのが
長期間になると やっかいでがすよ」
だってだって、カジノで遊びたいんだもん!
「あのふたりの どちらかに 協力して 白黒つけてやらないかぎり
カジノは再開しないってわけか」
「だったら ここはひとつ オレたちが 護衛を引き受けてやるか。
それが 世のギャンブラーのためだ」
カジノ再開のため。ひいては自分のためだっつの。
「兄妹ゲンカって 勝ち負けが はっきりするまで 終わらないものよね。
私と兄さんのときも そうだったわ」
「兄さんとのケンカは たいてい 私が泣いたら
兄さんが謝って 終わっちゃうんだけどね」
泣き落としだな。ゼシカって勝つためには手段を選ばなさそう。
よーし、陛下にご相談だ。
「ユッケを嫌ってるわけじゃないけど 護衛するなら 私はフォーグがいいな」
惚れたか?
「そんなの アッシは どっちでもいいでげすよ」
「オレは 断然 ユッケちゃんだね。エイトも 護衛をするなら ユッケがいいよな?」
えーと…。
→ はい
「うむ。見事な騎士の選択だ。やっぱ 女のコを守ってこその 騎士だぜ」
「騎士は関係ないでしょ 騎士は!」
そうだそうだ、エイトは近衛兵だぞ。
フィールドへ。
何故かトロデ王は無言。…もしかして、ご機嫌斜め?
「旅の本来の目的とは 無関係でも 困ってる人を 見過ごすなんて
できやしないぜ 騎士としてな」
無関係じゃないもん、ちゃんと旅の目的に適ってるもん。
カジノが開かなかったら、はやぶさの剣が手に入らないじゃないか!
「えらそうなこと言って ククールは ユッケに 興味があるだけじゃない」
「さあ ベルガラックに行って ユッケちゃんの護衛を 引き受けようぜ。
女性を助けるのも 騎士のつとめだ」
「ちょっと 無視しないでよ もうっ!」
…どうしよう。この会話、顔がにやけて仕方がない。
再びギャリング邸。
さてさて、兄妹どちらにつくかだが――。
1周目ではフォーグを選び、2周目ではユッケを選んだ。
今回もユッケを選ぶことにする。
何故なら――2周目で大失敗してしまったからだ。
竜骨の迷宮へユッケを置き去りにし、オークニスへ行ったり海賊の洞窟へ行ったり
レティシアへ行ったりと、ストーリーをどんどん進めてしまった。
そしてオーブ集めの際に思い出して竜骨の迷宮へ行ったら、中へ入れなくなっていて、
ベルガラックに行けば、待ちぼうけを食らわされたユッケに怒りのボディブローを
受けることに。(…痛そうだったな、エイト)
そうして竜骨の迷宮へは二度と入れなくなってしまいましたとさ。
前回の失態を踏まえて、ここはユッケを。
「わーい よろしくね!」
こちらこそ。今回は最後までお守りします。
おいしくて豪勢な夕食をごちそうになることに…。
「こりゃ もうけもんだ。アスカンタに続いて また うまいメシに ありつけるなんざぁ
ついてるでがすよ!」
「また トロデ王 抜きでか。すこし気が引けるな……」
じゃあ、ククールも抜きでいいよね。
「おっさんには 悪いが 今度のことは 内緒にさせてもらうぜ」
人情はどこへやったんだ、ヤンガス!
その夜 エイトたちは テーブルにならんだ
おいしい料理を 腹いっぱい食べた。
そして 強い眠気におそわれ 眠りについた。
一夜明けて。
「……起きろー 起きなさーい!」
「起きなさいってば エイト!この寝ぼすけ!起きろったら 起きろ!」
エイトが布団被って寝てたのはこのシーンだけかも。貴重貴重。
「ようやく お目覚めね。
お日さまは とっくに のぼってて お兄ちゃんは もう出発した後なのよ!」
「あ~ もうっ! むかつくわね。
さっそくだけど 眠ってる仲間を 起こすの手伝ってよ」
仲間は全員爆睡中。
そんなことより、ククールの寝相と寝言は反則だと思います。
そして再びかくんと寝ちゃうエイトも。
「まったく もう!あんたたち いい加減に 起きなさーい!」
全員、整列。
…ゼシカさん、立ったまま寝てるよ。
「寝坊したのは 責めないわ。あたしだって 寝坊したんだしね。
悪いのは みんな お兄ちゃんよ!」
「メイドを しめ上げてやったら お兄ちゃんの命令で きのうの料理に
眠り薬を混ぜたって 白状したのよ」
「過ぎたことは しょうがないわ。遅れを取り戻すためにも 急ぐわよ」
「あたしの方は ひとあし先に 竜骨の迷宮へ 行ってるからね。
だって じっとしてらんないもん」
「それじゃ 竜骨の迷宮の 入り口で待ってるからね」
急ぐのなら全員で行こうよ。ひとりで先に行ったって意味ないのに。
おびえるメイドさん。
「す すみませんでした。いけないことだとは もちろん 重々 承知しておりました」
「けど フォーグ様の命令で やむを得ず 料理に眠り薬を 混ぜてしまったんです。
でも このことは どうか ご内密に」
エイト達が内緒にしていたって、どうせユッケが喋っちゃうよ。
「しゃべったことが フォーグ様にバレたら メイドの私は 切腹させられます……」
うわお、オトコ前な処刑方。
「どっちが 家を継ぐかで もめるとはな……兄妹なんかいたって
ろくなことがないって 証拠だね」
「それは 聞き捨てならないわ。 サーベルト兄さんと 過ごした時間は
私にとって 宝物なんだから」
「かぁー! 真顔で くさいこと 言わないでくれよ。顔から火が出そうだね」
“かぁー!”って…ちょっとおっさんくさいぞ、ククール。
「ゼシカは 幸運だったのさ。兄妹ってのは お前んとこみたいな
仲良しこよしばっかじゃないんだっての」
あんたんとこみたいな兄弟もたいがいやけどな。
「さすがに フォーグとユッケは金持ちなだけあって ケンカのスケールも でかいよな」
それは金持ちと言うより、カジノのオーナー宅の子供だからでは。
「カジノを 閉めてるのだって 今や あの兄妹がケンカの最中だからって
理由に過ぎないでがすもんね」
「まあ そのおかげで オレらも ほうびに ありつけるわけだから
がんばって 護衛しないとな」
その通り。
「まったく エイトは 本当に お人好しじゃのう」
「わしらも 旅の途中だってのに 護衛の仕事なんぞ 引き受けおって」
しかも護衛の仕事するの三度目ですもんね。
でもすべて理由があってのこと。伊達や酔狂で人助けなんてできませんて。
「もし ユッケが勝ったら 彼女が カジノのオーナーになるんでしょう?」
「ユッケに協力しちゃったけど 大丈夫かな……カジノの経営なんて
あの子に つとまるのかしら」
やってみたら案外うまくいくことってあるよ。
「はやく ユッケを追おうぜ。レディを ひとりで待たせるなんて
オレの流儀に 反するからな」
はいはい。
砂漠の教会へルーラ → キラパンに乗って竜骨の迷宮へ。