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練金、練金、また練金!走れエイトマン風よりも速く!
ここで第2回戦略会議。
「ククールも加入したことだし、さくせん行動を変更しようと思う」
「「「賛成」」でがす」
「ヤンガスはガンガンいこうぜ」
「おお。いいでげすなぁ。腕が鳴るでがす」
「ゼシカは現状維持でよろしく」
「りょーかい。使える特技が少ないうちは、ね」
「ククールはいのちだいじに」
「ほう。オレに回復の全てを任せるわけだな」
「うん、俺達3人は攻撃に専念するから。頼んだよ」
アスカンタに着くまではこの作戦を実行。
「さて、この金のロザリオは…と」
「ねえねえエイト、わたしの金のブレスレットと交換してよ。かしこさアップで
呪文の威力もアップするんだから」
「ダメ。これは俺の」
「…ちょっと、何で買ったばかりのロングスピア外してるのよ。あんたまさか」
「エイトよ。金のロザリオとロングスピアを練金釜に入れてよいんじゃな?」
「はい」
「うそっ!そんなもったいな――ああ…」
「……む?どうやら何かできそうじゃな」
「ホーリーランスですよ、陛下。この時点で作っておけばサザンビークまで武器
いらずになりますからね」
「しかもパルミドで買うより1000Gのお得じゃ!やるなエイト!」
「お褒めにあずかり光栄です」
「もうイヤ…この主従」
エイトはクールでイカしたハイブーメランを装備。
北北東へ進路を取れ。目指すはアスカンタ。じゃなかった川沿いの教会。
森が見えてきたぞ。この辺りには…おった、ジンメン記念写真をパチリ。
うお。ブラウニーがSHT。これズルいよなぁ。うちらなんかSHTになるの運
やのに。だがこちらも負けてはいない。テンション20ゼシカのヒャドで一撃死。
サイコロン(×3)と交戦。
ヒャド → ククールに12のダメージ
これがゼシカだったら25は受けてたな。さすが氷のククール。
かまいたちLv6 → ククールに60のダメージ。――んぎゃっ!
ククール は しんでしまった
ホイミが間に合わず、今回初めての死人が出た。現在ククールのLVは12。
生き返らせるとなると80G。むー、80Gか…。80G……。
リ セ ッ ト
ああ、ホーリーランスまだできあがってなかったのに。最っ初からやり直しや。
装備変えてさくせん変えてじんめん倒して硬貨ゲットして…あと何やったっけ。
まっすぐ川沿いの教会を目指そうと思ってたけどやめた。フィールド上のお宝
全部回収してからにしよ。
ついにホーリーランス完成!かっこいいー。記念にここを練金街道と名付ける。
くさりかたびらゲット。これはすでにヤンガスが装備済みなんだよな。……ん?
「おい、どーしたエイト?顔がどっちの料理ショーで最後の判断に悩む出演者
みたいになってるぜ」
「くさりかたびら…売れば250G。だが、せいどうのよろいの材料でもある」
「ここでせいどうのよろいを作っておけばアスカンタで買わずに済むな」
「ああ。しかしせいどうの盾と組み合わせなきゃならない」
「せいどうの盾は370G。どうする、買うか?装備中のを思い切って使うか?」
「……買おう」
「ま、それでも470Gの得だ。とっととアスカンタ行って買ってこよーぜ」
「買うのは皮の盾(70G)とブロンズナイフ(150G)だ」
「せいどうの盾から作るのかよ!」
「そうすればわずか220Gでせいどうのよろいを入手できる!」
「時間はかかるが620Gのお得。作る価値はある…か?」
なんかもう節約のためなのか練金したいだけなのかよく分からなくなってきた。
とにかくはしるーはしるーおれーたーちー。
せいどうの盾完成!くさりかたびらと共に釜へ放り込み、練金街道をひた走る。
ああ、2周目はここを半泣きになりながら走ったよなぁ。ククールおらんかった
もんなぁ。ゼシカのラリホーだけが頼りやったなぁ。ほろ苦い青春のメモリー。
せいどうのよろいが完成した!エイトのうろこのよろいはククールへお下がり。
はぁ、これでやっと落ち着いた。しばし練金のことは忘れよう。
川沿いの民家。ここはキラちゃんの実家である。お邪魔しまーす。
部屋の隅にベッドが置いてあるのだが、どう見ても藁の上にシーツを敷いただけ。
枕が3つ並んでいるということは、キラちゃんはじーちゃんばーちゃんと川の字
になって眠るんだね。仲良しこよしだね。プライバシー皆無だね。
ヤンガスが何か言ってる。
「アッシもいずれはこのぐらいの小さな家でのんびり余生を過ごしたいでがす」
元・山賊の穏やかな人生設計。
「もちろん暖炉のそばにはエイトの兄貴がいる!それが理想の暮らしでげすよ」
エイトの都合はお構いなしか!そりゃないぜマイブラザー。
川沿いの教会に到着。ここまで長い道のりであった。なんか通常の倍の道のりを
歩んできたような気もするけど。
牛さんからおいしいミルクを搾り取るかしばし迷う。モンスター硬貨との関連性
を今イチ理解していないからな。全てのチームモンスターから硬貨を回収した後
にしようか。…よし、決めた。しばらくトーポは封印だ。マスコットキャラだ。
夜の教会にて、一人木陰に佇むククール。哀愁が漂ってますな。
トロデにうながされてククールの昔語りが始まる。
小さな荷物を抱えて修道院の前に佇む子ククール。可愛いなぁ。子ククがこんな
に可愛いんやったら、主姫の二人もめっちゃ可愛かったやろなぁ。
もう、だから主姫の回想シーンも入れろと(以下略
子ククを迎えてくれたのはマルチェロ少年の優しい笑顔。こんないい顔できるん
やな、マルチェロも。でもやっぱりほのかにM字。
目の前の子供が異母兄弟のククールと知ったマルチェロ。
「そうか君…… お前がククールなのか」
マルチェロ、豹変。「君」を「お前」と言い直したりしてるし。
一番悪いのは二人の父親なのにね。ククールは何も悪くないのに。マルチェロも
きっとそれを十分分かっていて、それでもククールを憎まずにはいられない。
憎むべき父親はもうこの世にいないから、やり場のない怒りを全てククールに
ぶつけるしかなかったんだろうね。ほんと、きっついなぁ、こういうの。
ちょっとしんみりしながら翌朝を迎える。
川沿いの教会は一泊10G。やっとトラペッタから離れられるよ。
以後、海辺の教会に到達するまでここを活動の拠点にする。
北にはナオピイがいたな。硬貨取っとこ。
ジャイアントバットがまじゅうの皮を落とした!よし。あと一個手に入ったら
毛皮のポンチョ作れるぞ(本当はもう作れるけどタンバリン用に温存)。
またヤンガスが何か言ってる。
「たしかこの大陸の北東にはアスカンタの城があるはずでがす」
そこが当面の目的地だ。
「ともかく城っぽい方角に思いっきりダッシュすればきっとアスカンタに着く
でげすよ!」
城っぽい方角ってどっちやねん!それよりヤンちゃん前に「大陸中 隅から隅
までバッチリ案内できるでがす!」とか言うてたやん。バッチリ案内してくれよ。
城っぽい方角へ向けてダッシュしてアスカンタへ到着しました。
いきなり陰鬱なメロディー。辛気くさいなぁ、もう。
とりあえず買い物だ。現在の所持金は5758Gである。
まずククールのためにショートボウを購入。ゼシカには皮のドレスを。ヤンガス
には鉄のむねあて。ちょっと迷ったけどエイトにスライムピアス。
練金の利用価値がないものとモンスター硬貨を売っぱらう。
夜になるまで城下町をうろつく。だってアスカンタのヘタレ王はひきこもり。
夜にならないとお出ましにならないんだもん。
町人全員、眉がへの字になってる。
「笑っちゃいけない。大声を出してはいけない。遊んだり喜んではいけない。
ただ静かに祈りを捧げて暮らせ」
メチャクチャなお触れやな。そんなことよう二年も続けてるわ。最愛の人を亡く
して悲しいのは分かる。だけど他人を巻き込むなって。
夜になった。ちょっと教会へ行ってみる。いたいたキラちゃん。
「どうか神さま。パヴァン王の心を お救い下さい。優しく 心弱き 王の心を」
健気だね。でも神頼みはいただけないよ。王は自分で立ち直らなきゃダメなんだ。
アスカンタ城内。この城は夜中でも入れてくれる珍しいお城。物騒だな。
城内の人間も下がり眉。大臣の顔がちょっと可愛い。
「……こうして夜になると 毎晩 上の 玉座の間から 王のすすり泣く声が
聞こえてくる」
毎晩毎晩二年間ずーっと。そりゃ気も滅入るってもんだよな。
ヘタレひきこもり王発見。うわ、玉座に突っ伏して泣いてるよ。
背後に立っても気付かない。もしエイトが暗殺者だったらどうするんだ。
キラちゃんが帰ってきた。この子は本当にちっちゃいな。向かい合うとエイトの
視線がめちゃ下がる。メイドさんはみんなちっちゃいね。エイト君、ちょっと
優越感。なんちって。
キラちゃんにおつかい頼まれた。ばーちゃんに昔話聞いてきてほしいって。
キラちゃんは二年間ずっと里帰りしてないんだってさ。
それを受けたゼシカさんのお言葉。
「あのキラみたいに 私と同じぐらいの女の子でも 働かなきゃならない子も
いるのね」
お嬢さん発言だ。うーん、でもゼシカさん。エイトだって8歳の頃からお城で
働いてたんだよ。それも覚えていてほしいな。
よし、行くか。川沿いの教会までルーラだ。
しかし 不思議なちからで かきけされた!
そうだね。勝手に行っちゃいけないね。トロデ王にお伺いたてなきゃね。ふう。